コラム

2021.12.15

【初公開】四季彩の魅力まるごと解説

最近、ありがたいことに「四季彩を他社で買おうとして売っていなかった」というお声をお客様から多くいただきます。四季彩は弊社の自社ブランドであり、ゆえに他社では目にすることができません。今回は人気上昇中の四季彩の魅力を作り手、開発者など多くの目線からお伝えします。四季彩を知っている人も、知らない人も理解しやすい内容となっているので、四季彩に興味がある方はぜび最後まで読んでみてください。

目次

1. 四季彩の特徴
2. 四季彩の誕生
3. 四季彩が他社では真似できない理由
4. 四季彩を作る上で大切にしていること
5. まとめ

 

1. 四季彩の特徴

この商品の一番のこだわりは何と言ってもナチュラルカラーの真珠のみを使用しているところです。放射線照射やその他染色された真珠は使用されていないため、真珠本来の自然な美しさが人気の理由にもなっています。長さは、お客様のご要望によって16・32インチもお作りしていますが、グラデーションが一番美しく見える24インチの約60㎝を基本としております。サイズのみならず、色も2色、3色と展開しており、またサイズのグラデーションも作っていることから、バリエーションが非常に豊かです。半面、同じ大きさで同じグラデーションの雰囲気のネックレスを手に入れることは難しい側面も持ち合わせています。また、20~30万ピースと大量の真珠を用意し、使用するのはほんの一部分のため、非常に貴重な1本と言えます。四季彩は自社のオリジナル商品であり、鑑別を持っているのは弊社のみとなっています。

 

2. 四季彩の誕生

今から約25年前、現社長は友人のジュエリー工房にて、インスピレーションを得ました。色の変わっていく楓の葉のデザインを見て『“色が自然に変わっていく感じ”この美しいグラデージョンを真珠にも応用できないか。いつも同じようなデザインで消費者も飽きている。もっと斬新なものが新しい風が必要ではないか。』こういった思いが込み上がり、行動に移さずにはいられませんでした。

はじめは南洋真珠のみで試しましたが、一般的な一連のものと違いが分かりにくく商品化には至りませんでした。そこから、何十種類ものパターンを試行錯誤し次第に大きさや色のバリエーションが増えました。5年前に独自の鑑別、商標を取ったことをきっかけに徐々にお客様の間で人気になり、今では弊社の看板商品にまで成長したのです。

 

3. 四季彩が他社では真似できない理由

四季彩を作るには豊富な在庫とそれらの管理が重要です。綺麗に組むためには、サイズはもちろん、色、テリ、形、キズのバランスが揃った真珠を連相する必要があるからです。弊社では綺麗に組むために、常時20~30万ピースで組んでいます。それでもグラデーションの絶妙な色がないときには、作業をストップし、別の色のグラデーションで組むこともあります。常に大量仕入れ、流動的な在庫を持つ弊社だからこそ、お客様に満足していただける綺麗なグラデーションを作ることができると確信しております。また、弊社では多くの在庫管理をデータ化し、コスト削減にも力を入れています。

 

4. 四季彩を作る上で大切にしていること

真珠は生き物から生まれるため、色や形に非常にばらつきがあります。四季彩を組むには、微妙な色の違いでグラデーションの美しさに大きな差が生まれます。組む時には、在庫がある真珠を使って、スピード感を持って組む必要がある一方で、価格・色・形がお客様の求めているものでなければなりません。製造と営業サイドで蜜なコミュニケーションを図るからこそ、お客様の声を反映させた本当に必要とされている商品を提供することができると私たちは考えています。

 

5. まとめ

真珠の魅力がたっぷり詰まった四季彩。1本のネックレスでいろんな種類の真珠が入っているにも関わらず、違和感なく仕上がっている奇跡のようなジュエリーですね。同じものが1つとしてない真珠の魅力をさらに引き出した商品ともいえるでしょう。今回はそんな四季彩の誕生や作り手が大切にしていることをご紹介致しました。これからもお客様にご満足いただき、ユニオン真珠と関わるすべての人が幸せになれるよう、誇りを持ってより良い商品をお届けします。